インターン→バイトを経験したが本質は変わらない件について
先日書いたように、私は今年の春ごろまで長期インターンに参加していた。
*それについてはこちらを参照
通常の学生は、アルバイトを経験し、「何かものたりねぇなあー」と思いインターンに来るそうだ。
しかし、私は一般的なアルバイトをしたことがなかったので夏休みを機に始めてみることにした。
インターン時代の友人たちが言うように、たいそうな違いがあるのかと思いきや、
多少の違いはあれど、身に付けられることや内容はそう違わなかった。
今回は、そんな学生のお仕事に関するお話。
両者の違い
まずは、それぞれを経験して感じた違いを紹介する。
1給与
何が一番違うかというと、たぶん給与だ。
そもそもの時給がバイトは900円台から始まり、昇給で1000円台になるのに対し、
インターンは1000円台から始まる。
仮に40時間働いたとして4000円の差が湧いてくる。
私も雑貨屋さんのバイトで40時間ほど働いたのだが、同じ業務時間でも2万円ほど低く「インターンと比べて少ないなー」と感じたほどだ。
2シフト
これは働き先で変わってくるのだろうが、シフトの認められやすさが違った。
インターンは基本オフィスワークなので希望すれば大体それ通りに働くことができる。
しかし、アルバイトは多くの場合、交代制なので、多少プライベートを削った労働になる可能性がある。
またこれも働き先で違うのだが、インターンは月のノルマ性なのでその日ごとに残業を強いられることはないが、アルバイトは強いられることがある。
3一緒に働く人
なので比較的年齢層は若いんじゃないかと思う。
アルバイトは店長の人やパートのおばちゃんなど様々な年齢の人がいる。
どちらが良いかというのは特になく、強いて言うなら、インターンの方が異色な経歴や能力を持った人が多いかなーといったところ。
両方行って感じたこと
ここまで2つの違いを紹介してきたが、なんだかインターンの回し者のようになってしまった。
ここまで見るとアルバイトの方が劣っているように感じるがそんなことはない。
インターンで多くの人が身に付けたという「企画力」や「社会人基礎力」はアルバイトでも十分に身につけられる。
例えば、塾の講師で適切な参考書や学習法を示し、生徒の偏差値を10上げたならそれは立派な「企画力」だし、雑貨屋さんでお客さんの目に留まるようレイアウトを考えてそれが売り上げにつながったなら、それも「企画力」と言えるだろう。
アルバイトでもインターンでも多少は自己成長を求めて参加する人が多い。
大事なのは、どこで何をするかよりも、「自分がどういう意思で活動するか」という「内的な要因」を変えていくことが本質的に大事なんじゃないかと両者を経験して思う。