こーへーの日常

文系大学生の日常を書く雑記ブログ

文系でも大丈夫!!統計検定の内容と勉強法とは?

私は文系の大学生だが、データサイエンティストを目指している。

そこで必ず必要になるのが統計学だ。

しかし、この「統計検定」は資格の中ではマイナーな方で、ご存知ない方も多いと思う。

そこで今回は、そんな統計検定と現在、私の行っている勉強法についてのお話。

 

 

受けようと思ったきっかけは?

先述した通り、私はデータサイエンティストを目指している。

簡単に言うと、「統計とかAIとか使って販促しちゃうぜ!!」という職業なのだが、これになるには先程から書いている「統計学」が必要になる。

しかし、「統計ができますよー」と他人に証明するのはなかなか難しい。

そこで、この「統計検定」を取得して、自分に自信をつけようと思い、受験を決意した。

 

筆者のスペックについて

 

先に統計検定を受けるにあたっての私のスペックは以下の通りだ。

 

学部:文系(経営、商学系)

数学の勉強歴:高校の1A2Bまで

統計の勉強歴:大学の授業で基礎的なもののみ

 

ざっとこのくらいだ。

大学の授業で学んだと書いたが、相関係数とか、簡単な内容のみなので、

実質0からのスタートという事になる。

 

統計検定とは?

①試験の仕組みはどうなってるの?

統計検定は、日本統計学会が行っており、総務省文科省も後援をしている、そこそこすごい資格試験だ。

試験の種類は3つあって、1つ目が「統計の知識を測る試験」。

もう一つが、統計調査に特化した「(専門)統計調査士用の試験」

最後に、2,3年後に実施される「データサイエンティスト用の試験」

この3つがある。

今回私が挑戦するのは、最初の統計の知識を測るものだ。

ちなみに、最後の「データサイエンティスト用の試験」も始まり次第挑戦してみたいと思う。

②出題内容や難易度は?どこでやってるの?

次に難易度について。

統計検定には、1級から4級まで難易度があり、私が受けるのは2級だ。

それぞれの目安については、日本統計学会によると、4級が中学生、3級が高校生、2級が大学基礎、準1級が大学応用、1級が大学専攻レベルだそうだ。

準1級を見ると、理系数学がかなり絡んでおり、文系の私にはハードルが高めだったので、2級から挑戦することにした。

ちなみにそれぞれの合格率は、4級が60.9%、3級が67.2%、2級が43.7%、準1級が20.2%(2018年6月実施分)だそうだ。

毎年、6月と11月に実施しているが、2級と3級に限っては、CBT方式という受験方法がある。

全国のパソコン教室で好きなタイミングで受けられる。

しかも、結果もすぐに分かるそうなので、私もこれで受験するつもりだ。

 

取得するメリットって何?

 ①統計の知識が付く

まず、第一に統計の知識が付くことだ。

2級までは基礎的なものだが、1級や準1級となると、専門的な知識を持っていると自信をもって言えるだろう。

②就職や昇格に有利

次に、就職や昇格で有利になることがある。

主に、リサーチやコンサル業界ではこの手の資格を取得している人が多く、成績優秀者にリサーチ、コンサル業界で有名な企業の人がたくさんいる。

(以下、参照)

http://www.toukei-kentei.jp/wp-content/uploads/exc201811na.pdf

そのため、私のようにデータサイエンティストとして働きたいものにとっては、ぜひとも取得しておきたい資格になる。

 

具体的な勉強法とは?

使用するテキストについて

ここからは、私がしている勉強法について紹介する。

まず、公式で販売されているのが以下の2冊だ。

 

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

 

 

 

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2016〜2018年]

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2016〜2018年]

 

 しかし、1冊目の公式テキストに関しては、評判がかなり悪い。

実際に見てみたが、文字量が多く、初学者にはとっつきにくい印象だった。

そんなわけで、公式テキストを使用せず、以下のテキストを使用することにした。

 

コア・テキスト統計学 (ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端)

コア・テキスト統計学 (ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端)

 

 統計検定2級の内容を網羅しており、文系出身でも読み切れる内容になっていた。

レイアウトも良いので、これから始める人にはおすすめである。

次に別冊の問題集でアウトプットをする。

 

基本演習 統計学 (基本演習経済学ライブラリ)

基本演習 統計学 (基本演習経済学ライブラリ)

 

 解説が充実しているので、正直、この問題集だけでも一通りの内容が把握できるほどである。

問題の順番も上のテキストに対応しているので、復習がしやすいのも良いところだ。

この後に、過去問演習をして受験の予定だ。

今のところ、過去問では6回受けて大体7割5分といったところ。

合格ラインが6割なので、このまま受けても大丈夫そうなのだが、念には念を入れて、2015年以降の過去問を数回と、テキストの復習をして受験しようと思う。

 

まとめ

 そんなわけで、今回は統計検定について紹介してみた。

大学の勉強も入ってくるので、できれば今月中には受かりたいところ。

テキストと過去問の復習を徹底して頑張りたいと思う。